“Typing is not just input. It’s expression.”

なぜ「最初」にタイピングなのか?

多くの方が「AIの教室なのに、最初がタイピング?」と疑問に思われるかもしれません。
でも、実はこのタイピングこそが、AIとの“対話”の扉を開くカギなのです。
タイピングを子どもの頃にマスターする意義と価値は、ピアノのレッスンとよく似ています。両手のすべての指を使い、繰り返し練習を重ねることで身体にリズムと感覚を覚えさせる――。
幼い頃から始めることで、将来の表現力や可能性を大きく広げる点も、タイピングとピアノは同じです。
生成AIは、文字でやりとりするパートナー。Easy-Peasy.aiのようなAIに「知りたいこと」「つくりたいもの」を伝えるには、まず「自分の言葉」で入力する力が必要です。
私たちは、「AIに学ばせる前に、子どもたちが自分の思いを“文字で伝えられるようになる”ことが大切」と考えています。そのため、すべての学びの“入口”として、まずタイピングコースを用意しているのです。

タイピングが伸ばす、子どもの力

タイピングは単なるスキルではありません。以下のような力を、自然に育ててくれます。

言語化力:「どんな言葉で伝えよう?」と考えるクセがつく
集中力と姿勢:テンポよく入力するには集中と反復が不可欠
思考のスピード:手と頭がつながると、考えるスピードが上がる
自己表現の楽しさ:書けるようになると、表現が楽しくなる

そしてこの“言葉で伝える力”こそが、AIとの対話・創作・探究の土台となります。

今、社会の中で生成AIの活用が急速に進んでいます。
将来、AIといっしょに働いたり、創作したりする時代がすぐそこにあります。そのとき、子どもたちは「どんな指示を出すと、どんな応答が返ってくるか」「自分の意図をどう伝えるか」が問われます。
それを可能にするのが、“自分の言葉で、思いを打ち込む力”=タイピング力です。けれど、もしタイピングが苦手だと、「考えていることがなかなかAIに伝わらない」「やりたいことがあるのに、入力するのに時間がかかってしまう」——
そんな小さな“壁”が積み重なっていきます。実際、大人になってから「ブラインドタッチができない」ことに悩む人も少なくありません。
創造のスピードを妨げないためにも、早い段階で“文字で思考を届ける力”を身につけておくことが大切なのです。つまり、タイピングは単なるパソコンスキルではなく、**「AI時代を生き抜くためのコミュニケーション能力」**の一部。この第一歩から、未来の学びと創造がはじまります。

――1年後には、AI並の速さで、
自在に「打つ会話」ができているかも知れません。